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思いつきで色々書くかもしれない

闇の傭兵集団・ダークハンター

はい、みなさんこんにちは!

アギキンTVのぉ~~~~~アギキンです!

 

夏も本番という事で溶けるしかないような暑さが続いたかと思えば梅雨が明けているはずなのに土砂降りが続いて湿度で死にそうになっている日々が続きますが私は元気です。

 

前置きは置いておいて今回はいつものセット紹介ではなく一風変わった物を紹介しようかなと思いマース!!

あそれがこちら

 

 

 

ブルルルルルシュカー「Dark Hunters(イエー

はいというわけで今回はダークハンター達の一部を組み立てましたので、そちらを紹介したいと思います。

ダークハンターのほとんどは2005年にLEGOマガジンで開催されたDark Hunter Building Challengeの入賞作品であり、今回紹介する方々もそこでファンによって作られたものです。

コンテストということで容姿に統一性は無く、どの作品も個性的なビルドがされているのですが、それがダークハンターという組織の"種族に関係なく世界中のならず者で構成されている"という設定とマッチしていて面白いです。というわけで紹介していきましょう

 

 

 

エンシェント:Ancient

まずはエンシェントさんから。ダークブルーにアクセントのゴールドがバランスよく使われていてグー

可動、ビルドテクニック等がハイレベルなモデルです。一部の組み方は本当にパズル組み立ててるような気持ちでした。

背面も隙無く造型されています。リップコードを取り付けられるようになっているのもこだわりが感じられます。

足が特にすごくて足首がグリングリン動くほか、膝がクリック関節なので横方向の回転も加えられるので恐ろしいくらいポーズの幅が広がりんぐ

ちなみに足のチューブは元の作品を見てもらえば分かると思いますがかなり無理のある接続になっていて、今回自分は完全再現を試みて一度は成功しましたが時間経過で普通に折れていたので諦めて別の接続方法にしました。仮にできても常時無理な力が加わる接続になるので元通りの接続はオススメしません。

右腕にイカしたデザインの速射式ロウツカランチャーを装備。持つのではなくメガトロン様の融合カノン砲のように腕に取り付けられている形です。

元作品の写真等を見るとがっしりした印象で実際大胸筋は凄いのですがその分足も長く、更に上記の通り足の可動が尋常ではないのでスマートなポーズを取らせると中々セクシーな印象になりますね。

 

 

以下キャラ解説

『古代』のコードネームを持つダークハンター。事実上のNo.2であり、シャドウド・ワンの古い友人。

元々二人の出身地は荒涼とした大地ながら平和な島であったが、エンシェントが島の掟を破って傭兵家業を始めたことで一転、島の支配層たちはエンシェントを巡って争うようになり、彼自身も報酬の額で勢力を幾度も変えたことが拍車をかけ島で内戦が勃発する。

内戦末期に二人は出会い、エンシェントの傭兵業をシャドウド・ワンが気に入り、ビジネスとして展開していくことを決意したことで「ダークハンター」は誕生した。組織は種族に関係なく世界のはみ出し者達のある種の受け皿になることで一気に勢力を拡大していき、ブラザーフッドオブマクータと相互契約を結ぶほどまでに成長していく。

そんな組織を危険視したのかある時点でオーダーオブマタ・ヌイはエンシェントに多額の報酬を支払う事でダークハンターのスパイとなるように依頼する。以降彼はダークハンターとしての仕事をこなす傍らで組織の重要な情報をオーダーに流していた。

オーダーとブラザーフッドの戦争時にジアでシャドウドワンがマクータ・コジョルが所持していた極めて危険なウィルスを発見した場面に遭遇し、彼とウィルスの利用について話し合うが突如放たれたシャドウドワンの"崩壊"のアイビームによって殺害される。

「許せ友よ。しかしお前も知っている言葉のはずだ『共有された秘密はもう秘密ではない』。」

シャドウド・ワンが彼の行いに気付いていたのかどうかは定かではない。

 

権力者達が競って彼を雇おうとしたことから戦闘能力は極めて高い。速射性能を高める改造が施されたロウツカランチャーを使用し、効果は対象の方向感覚を喪失させる。また、装甲はほとんどの物理攻撃では傷一つ付けられない。

 

 

 

 

ダークネス:Darkness

続いてエンシェントから大きく変わって異形なダークハンター・ダークネス

頭部にクラーカンを使用して強大なクローに4本腕、かぎ爪を備えた長い脚と異形要素を詰め込んだデザインが素敵です。

腕を全部下ろしちゃうとちょっと寂しい感じになっちゃいます。しかし腕が長い+クローが重い事もあってポーズを取らせるのは結構至難の技。しかも元モデルでは足の付け根がボールジョイントかつ青ペグ固定なのでかなりプラプラしてしまうという問題があります。なので今回足の付け根のみちょっと変更してあります。

首もトーア・マタ方式での固定の為実は可動はありません。今回は元のモデル出来るだけ元の状態で紹介という事もあって改造しなかったのですが、首が動かないとやはり表情が付け辛いので後でちょっと改造しようと思います。

なんだか可動への不満が多くなってしまいましたが、これぞ読者製作といった感じの面白いパーツの組み方がされていて驚いたし上記の通りやはりデザインがすばらです。

この異形にあったキャラ設定が付与されているのもナイスなお方です。

 

 

以下キャラ解説

『闇』のコードネームを持つダークハンター。傭兵など他組織への派遣を主な生業とするダークハンターという組織においてただ一人特殊な任務或いは目的を持つ人物。

その任務とは『首領であるシャドウド・ワンが他者への情といった何か"弱さ"を見せた時、彼を殺害し組織の首領の座を奪う』という物。そのため基本的に絶えずシャドウド・ワンの傍に控えており、彼がオディナを離れる時はそれを追跡し、万が一追跡できない場合も何かしらの方法で彼を監視している。

実力は極めて高く数多の実力者が揃うダークハンターの中で最強の一角に数えられている。判明している物で肉体を変化させて壁などの隙間をすり抜ける能力を持つが、シャドウド・ワンはこの他にも何か能力を持っていると確信しており、未知数な部分が多い。

トーア帝国の平行世界では非常事態故かまた別の理由かシャドウド・ワンが生存している中で彼の傍を離れてダークハンターの中からプライマル、ガーディアンと共にレジスタンスに参加している。

 

 

 

 

シャドウ・スティーラー:Shadow Stealer

お次はシャドウ・スティーラーさん

今回紹介する中、ひいてはダークハンター全体の中でも最もシンプルで再現しやすいお方だと思います。

背面を見ればわかるようにその構造は極めて簡単な物になっています。パーツも稀少な物は特に使用されておらず、タカヌーバ&ウッサヌイを持っていれば7割パーツは揃っていると思います。

シンプルな姿ですが可動は十分にあります。一見すると寂しい感じにも思えてしまいますがずっと見ているとこのシンプルさが初代ウルトラマンを感じさせて中々味わい深くなってくる。

このシンプルな姿にある種理由付けされたような設定もグーです。

 

 

以下キャラ解説

『影を盗む者』のコードネームを持つダークハンター。コードネームの通り影を利用した能力を持ち、影の吸収・エネルギーへの変換及び、影をポータルとして使用できる。

遥か昔、彼はオーダー・オブ・マタヌイの全身組織であるハンド・オブ・アータッカのメンバーであり、最初のトーアであるヘルリクスの誕生以前よりマトラン達を原生生物の脅威から守っていたトーア以前の英雄であった。しかし組織が解散し、オーダーにも招集されず目的を失った果てにダークハンターに加入する。

本拠地オディナから遠く離れた土地で達成に数年掛かる事が予想される任務に最初の任務で派遣されたが、彼は立った数日でその任務を終えてしまった。以来自身の能力も使用せずにオディナへの長い道のりを徒歩で帰還するのだが、その過程でトーアはおろかダークハンターも何人か殺害しているようだがシャドウドワンはどういうわけかこれを処罰する様子を見せていない。

最終的に彼がオディナに帰還する前にスフィリアスマグナの再生は達成され、彼もまたマトランユニバースから脱出し新天地に降り立った。

 

 

アンフィバックス:Amphibax

最後に水中作戦のプロ、アンフィバックスさん

こちらもシャドウ・スティーラー同様シンプルながらバシッとしたデザインです。

マガジンの写真だと僕は頭部のないデザインだと誤認していたのですが実際に組んでみて自分が想像していたものと大きく異なったデザインだとわかりました。

一見単純な構造位見えますが、ご覧のように胴体は細かいパーツで構成されており隠れてテクニカルな構造を持っています。

右腕にトゲ付きの鞭を装備。リップコードを武器に見立てるというのがファンメイドならではの発想で良き。

ホーディカの腕をそのまま流用した形なのでギアギミックはありますがアーマーが干渉しているため滑らかには動きません。

ダークハンターの層の厚さが分かるキャラ設定が魅力的。上記の通り実際に組んでみて初めて正しい姿を認識してお気に入りになりました。

 

 

以下キャラ解説

水中工作を得意とするダークハンター。メンバーでは珍しくコードネームではなく本名でリストに登録されている。

「アンフィバックスがその海域にいる」という噂だけで一帯の航路がストップするほどに恐れられる実力の持ち主で、シャドウドワンも水中作戦の際は必ず彼に任務を任せるほどに評価している。

元々は六王国時代のエーレックの軍に所属していたが、ブラザーフッドの奇襲作戦でエーレックは消息不明になる。忠誠心が高かったのかピットに投獄されたと知らないアンフィバックスはエーレックを探してしばらく世界を放浪するがその過程で片腕を失っている。最終的にダークハンターにスカウトされ組織に加入する。

判明している主な任務として、ダークハンターから脱走しボヤ・ヌイ島に向かったピラカ一味を島の近海から監視する任務に当たっていた。与えられた任務に一言一句忠実な性格なのか、地表の監視に専念していたため海底にあるマーリ・ヌイに気付くことは無くエーレックと再会することは無かった。ドジッ子

強化された聴覚と視力を持ち、マトランユニバースの生命の中でも上位に入るほど水中活動能力に優れ、長時間の深海への潜水を可能にしている。また陸地での活動も可能としており、木々を飛び交う素早い動きを得意とする。

 

 

 

はぁぁぁぁぁぁぁぁぁいということでダークハンターズの紹介でした。

ビルドとしてのテクニックの差はどうしても出てしまう物だと思うのですが、どれもオンリーワンの個性を持ちどのモデルも製作者の良いキャラを作りたいという当時のハートが伝わってきます。今回はエンシェントは自分から組もうと思って足りないパーツを購入したのですが、他の3人は既に持っているパーツで組むことが出来ました。

2005年開催という事で基本的にジャンクで手に入りやすいパーツで構成されているので皆さんも実は組めるだけのパーツを所持しているかもしれません。基本的に写真が1枚しかない関係上自分のように組んでみて初めて全容を知ることが出来ることもあると思いますので皆さんも組んでみてはいかがでしょうか。

僕もまたちょこちょこでいいから組めたらいいなと思います(ミニオンがかなりキツそうである)。

 

それではまた次回のアギキンTVでお会いしましょう!See You Next Time!!