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思いつきで色々書くかもしれない

海底に潜む6人の支配者達・バラッキ

はい!みなさんこんにちは!アギキンTVのぉ~~~~アギキンです!!

前回超お高級なものを購入したという事で今年はもうダメかもと言いましたけれども所持してるけど紹介していないセット自体はわたくしアギキンまだ所持していまして今回はその所持していた(というより一部未所持で紹介できなかった)けど紹介の機会がなかったセットをひとつ紹介したいと思いマース!!

 

あそれがこちら

 

 

ブルルルルルシュカー「Barraki(イエー

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はいこちら2007年前半に発売されたセットというよりキャニスターの一群ですね。

深海に沈んだイグニカを巡って争っているPVを当時見たという方もいるのではないでしょうか。

しかしこの年からレゴジャパンバイオニクルの解説は前年度以上に極めて簡易な物になってしまったためそもそもこいつらが何者なのかということがわからないという方もいるとおもいますのでバラッキという物の簡単な解説から入りましょう。

 

バラッキ:Barraki

かつてマタ・ヌイがユニバース内の秩序を安定させるための統率者として生み出した6つの種族の指導者たち。マタ・ヌイの思惑から外れ彼らは独裁と圧政によって国を治めていた。6人の野心は国一つで収まらず、遂に"六王国同盟"を結成しマタ・ヌイに代わってユニバースを支配しようと企み始める。しかし6人を監視していた当時のブラザーフッド首領ミゼリックスはこれを良しとせず、テリダックスに討伐を命じる。

内通者の存在もあって六王国同盟はブラザーフッドの攻撃の前にあえなく敗北し、6人もテリダックスの手で処刑されかけたが、突如出現したオーダーメンバーのボターの手で海底監獄ピットに収監された。

…数万年後。"グレートカタクリズム"によってピットが破壊され6人は脱獄。地上に戻り復権を果たそうとするが生物を変異させる物質"ピットミュータゲン"に体を蝕まれ異形の水棲生物に変異してしまう。彼らは海底に留まりそこの生物を従え、復権の機会を待ち続けるのだった。

そして再び時は流れ、海底に生命のマスク・イグニカが落ちてくる。勿論これを見逃す6人ではなく、マスクの力を使って今度こそユニバースの支配を成し遂げんと遂に行動を開始するが、そこにマスクを追ってきたトーア・マーリが到着。更にテリダックスが憑依したマキシロス・ロボットも現れ争奪戦は混沌を極めることになる。

ちなみに互いに互いを一切信用できないと思っている程に仲間意識は皆無に等しい。

 

はいというわけでこれでPVの6人が謎の野蛮な原住深海生物ではないということがわかっていただけたと思いますので、個人個人を見ていきましょう!

 

 

プライダック:Pridak

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ではまずはリーダーのプライダックから
マクータの紹介でも書きましたがこの年からキャニスター製品は従来のツール・色以外は同一構造という作りから一新され、個々が個性を持った作りになるようになりました。アクションフィギュアに舵を切った2006年も大きな転換期でしたがこの年も転換期と言えるかもしれません。

バラッキはそれぞれ水棲生物がモチーフに取り入れられていてプライダックはサメがモチーフですね。

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共通ツールは何度か紹介しているスクイドアモランチャー

プライダックの固有ツールはシャークトゥースブレードです。

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背面

背びれにもブレードが使用されているので計3つも付いていて中々お得感があります。

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プライダックの特徴の一つは腰に可動がある事ですね。

これによりかなり幅広くポーズを取る事が可能です。

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10数年前ジョーシンで見かけて何故か買わなくて死ぬほど後悔した覚えがあります。

 

以下キャラ解説

バラッキのリーダーで実力もメンバー中最強。海中ではタケアシャークのボスとして彼らを配下の軍隊にしている。

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短気で殺人に一切の躊躇が無い極めて危険な人物。しかしマトランを皆殺しにしようとするエーレックを「何も利益が無い」という理由で諫め、マーリ・ヌイに直接攻撃をしかけなかったりと合理的な考えの持ち主。また短気ながらそこに何か自分にとって価値があると感じればどんな地道な作業であろうと黙々とこなす一面もある。

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かつてブラザーフッドイカラックスの従者として働いていたことがあり、後に特に価値のない島々を割り当てられたがそれに不満を持ち、その後ブラザーフッドを脱退、六王国同盟を立ち上げユニバース支配を企んだ。彼のユニバース支配思想とマタ・ヌイ転覆を狙った一連の行動はテリダックスが支配計画実行に至った原因の一つである。

ピラカのリーダー・ザクタンと並んでテリダックスの計画の全容を知っていた数少ない人物の一人。

突然変異で得た能力はマクータの鎧すら噛み千切る鋭利な歯

 

 

カルマー:Kalmah

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続いてプロモーション等ではメインを張っていますが別にリーダーというわけではないカルマーさん

メンバーの中では一番人型を保っているお方ですね。モチーフはイカ

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ツールは軟質素材の触手

両方に装着させるので本当に長く、下手に曲がった状態で置くと形状がおかしくなってしまうので扱い注意

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後頭部は意外と長く、日本のカタログでもこの後頭部の触覚について触れられていた気がします。ビルド面だとクトゥルフとか作るのに使えそうです(というより海外の方ので観たと思う)

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金イグニカがあるとやはり色々再現できて楽しい

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朝の仕込み

 

 

以下キャラ解説

感情をあまり表に出さない冷酷な男。知能が高くスクイドアモランチャーを開発したのは彼。また、弾丸となるイカの養殖と飼育もおこなっており、ターゲットに獰猛に喰らいつくよう常に飢餓状態に保たれている。

腕の触手は攻撃などへの使用は勿論の事配下のイカ接触することでそのイカが得た情報を共有することを可能にしている。これによってイグニカが海底に落ちてきたことをメンバーの中で真っ先に把握している。

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突然変異で得た能力は後頭部の触覚による超感覚

 

マンタックス:Mantax

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では続いてマンタックス。モチーフはエイ

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ツールはピンサー

派手さは無い渋いツールです

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一見すると身長が低いだけの人型に見えますが横から見るとエイモチーフな事が良くわかります。長い尾も取り入れられているのがグッド

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無理矢理砂に潜ってるっぽく

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腹ペコキャラ説有り

 

 

以下キャラ解説

秘密主義者であまり他人とも話さないため謎の多い人物であり、他のメンバーも彼について深くは知らずあまり信頼もしていないが実力の高さ故に認められている。

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争奪戦中、一時的にイグニカを所持していたため周囲の生物からエネルギーを吸収するという呪いにかかってしまった。が、プライダックやノクターンという面々が呪いに振り回されていた中、彼は呪いの効果を結構楽しんでいたようだ。

意外と食いしん坊なのか、イカの飼育室に侵入してイカを半分近く平らげたことがあり、これにキレたカルマーはメンバー全員を飼育室出禁にした。

突然変異で得た能力は麻痺性の毒を持った棘

 

エーレック:Ehlek

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どんどん行きましょう、エーレックです。

モチーフは恐らく電気ウナギ

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ツールは両腕のトライタロン

彼のツールもシャークトゥースブレード同様出自が判明しています。

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グリーンのトゲが特徴的でそれを持ってボリュームが出ています。故に外れると悲しい感じになってしまいますがそれ故に設定上バラッキで唯一変異前の姿が分かってかつセットにもなっているという割と嬉しいポジション

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一応上司と部下の関係

 

以下キャラ解説

少々感情的な面はあるが用心深い人物で、六王国同盟に裏切者がいたことも勘付いていた。海底に要塞を建設していたがそこに現マーリ・ヌイが落下してきた結果要塞は崩壊してしまい、マトランに強い憎しみと殺意を持つようになった。イグニカ捜索についてもマトランへの復讐も視野に入れて行っている。

元々水棲の種族であり、突然変異での影響も背中にトゲが生えた程度である。実は彼の種族はオーダーオブマタヌイに対ブラザーフッド用の戦闘種族として秘密裏に改造手術を施されたという経緯をもっている。

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突然変異で得た能力は背中のトゲからの電撃発生能力

 

 

カラパー:Carapar

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お次はカラパーです。

カルマーが一番人型を保っていると書きましたがカラパーも普通に人型ですね。モチーフはカニ

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ツールは巨大なツメ。同形状の部品を2つ組み合わせているので開閉します。

f:id:agito850:20211012212430j:plainスマートなカルマーに比べるとずんぐりむっくりな体形です。

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パワーファイター同士。しかしノクターンのレビューで書いた通りノクターンの方が圧倒的な怪力を誇ります(カラパーが弱いわけではない)

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バラッキ抜けコンビ

 

以下キャラ解説

脅威的な怪力を持つ凶暴な男。タカドックスの催眠術により彼の使い走りになっている。

非常に狡猾で残忍な人物…だったが何百年と催眠術を受け続けていたせいで知能が著しく低下してしまっている。が、タカドックス曰く愚かではない。

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上記の通りタカドックスの催眠術で彼に良いように使われている上に知能低下という事態にまで陥ってしまっていながら、本人はそれを理解しながらも「こいつならどんな状況になっても何か生き残る策を考えてくれる。」という奇妙な信頼を持ち、無理に催眠を解こうとすることは無かった。タカドックスがミゼリックス救助チームに参加した時も彼に付き合ってパートナーであり続けた。

後に任務中に遭遇したトレンクロムのビームで粉々に粉砕されて死亡

突然変異で得た能力は全身の装甲

 

 

タカドックス:Takadox

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最後に私アギキンの思い出深い一品のタカドックス

モチーフは恐らくミズカマキリ

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ツールは両腕のツインナイフ

非常に細身かつ真っ直ぐ伸ばせばメンバーで一番長身

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PVっぽい感じに

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一人だけ蓄光ギミックを備えたズルいやつなのだ

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当時買って貰えた数少ないセットの一つなのでお気に入りの一体です。ジャンク買った時の封入率が高くいつのまにか計4体ほどいました。

 

 

以下キャラ解説

バラッキ一の卑怯者で策略家。物事をゲームのように考え他者をゲームの駒としか考えていない。かつて六王国同盟の裏でブラザーフッドと内通しており同盟の情報を提供していた裏切者

仲間意識の低いバラッキの中でも特に自分の生存を第一としており、テリダックスに相対した時もかつての立場を利用して自分だけ見逃してもらおうとしていた。

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イグニカ争奪戦の後にカラパーと共にオーダーのミゼリックス救助チームに(半ば強制的に)参加。カラパーがタカドックスに奇妙な信頼を持っていたように、タカドックスも彼には他と違った感情を持っていたのか、カラパーが殺された時はトレンクロムの殺害を一時本気で考え、移動中の船でも一言も話さずにただ海を眺めていた。ブルタカは「あいつらに友情なんてものは無い」と断じたが、カラパーとタカドックスの間には奇妙な友情が存在したのだろうか。

突然変異で得た能力は催眠(元々持っていたものが強化された)

 

 

 

 

 

おまけ

ピット・ウォー・トータス:Pit War Tortoise

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エーレック、カラパー、マンタックスの合体モデル・ピットウォートータス

ジグラックの方はレソヴィックのレビューで紹介しているのでそちらを見ていただければ

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宣伝写真だとなんだこれは感が強かったのですが実際に組んでみると腹部部分もちゃんと作り込まれていたり、亀の甲羅を上手く再現しようとした工夫が見られたりとこれまた組んでみると印象が変わる合体モデルの一つでした。

ただライムグリーンを含むエーレックが使用されているので組み立てはあまり推奨しません。僕はボール受けが一個破損しました。

 

以下キャラ解説

元々は陸地に生息していたラヒだったがグレートカタクリズムで海底に落下し、ピットミュータゲンで変異した姿。海底ではカラパーが軍隊として使用しており、スクイドアモランチャーで武装されている。

寿命は10万年以上らしい。

 

 

 

 

はぁぁぁぁぁぁぁぁぁいということでバラッキの紹介でした。

個々がそれぞれ非常に個性的な造りをしていてどれも触っていて楽しいキャニスターセットですね。全国流通もしていたためジャンクでの封入率も高くオークションサイトでも見かける機会が多いので是非気になった1体でも入手してみてはいかがでしょうか。

対になるトーア・マーリなのですがこちらはジャラーが全然手に入らない状況になっていまして手に入り次第また紹介できたら菜と思います。

 

それではまた次回のアギキンTVでお会いしましょう!See You Next Time!!