アギキンTV

思いつきで色々書くかもしれない

偉大な戦士トーア・ノリックとトーア・イルイニ

動いてるのに寒いよ~…

 

はいみなさんこんにちはアギキンTVのアギキンです。

動いてないのに暑い夏が終わったかと思えば順序も挟まずいきなり寒くなってきて温度差で死にそうです。

この寒さをニクル熱であったまるべく、今日もレビューをやっていきましょう!

 

というわけで今回紹介するセットはこちら

 

 

 

じゃじゃん!8762 Toa Iruini & 8763 Toa Norik

はいこちら2005年後期に発売されたスペシャルエディションセットですね。

前期に販売されたラハガの内ノリック、イルイニの2名のトーア・ハガー時代の姿のセットになっております。

で、紹介の前に知っている方も結構いると思うのですが実はこの2体トーア・デューム、トーア・ニディーキとして開発されたという経緯があるんですよね。しかし販売間近になって「この2人で売れるのか?」という疑問が開発側に浮かびます。というのも後になって人格面とその手腕が明らかになるデュームですが、この時の印象はほぼほぼテリダックスが成りすました悪辣ジジイ。ニディーキも過去が全く分かっていないので悪役その1程度の印象でした。

そんなわけで発売直前になって急遽ノリックとイルイニに変更されたようです。

ということでそんな開発の名残に着目してセットを見ていくことにしましょう。

 

 

…の前にトーア・ハガーについてちょっと解説

 

トーア・ハガー

トーア・ハガーは一つのトーアチームの名前ではなくかつてブラザーフッドオブマクータに仕えていた幾つかのトーア・チームの総称である。

彼らは元は様々な地域で別々のチームで活動していたトーアであったが、トーアとして数々の功績を挙げたことでブラザーフッドからスカウトを受けて招集されたいわばトーアの中のエリート中のエリート。その証としてメンバーは輝く金属製の鎧を身にまとい、過去の英雄のカノイの形状のマスクを身に着けている。

ノリック達の反乱後、同様の事態を恐れたブラザーフッドにより残りのハガー達はある者は処刑され、ある者はチロックスの実験台にされ、またある者はブラザーフッド側に付くなどの末路を辿ることになりトーア・ハガーはノリック達を除き壊滅した。

 

 

 

というわけであらためてセットを見ていきましょう

 

まずはノリックから

基本的な構造はトーア・メトロとまったく一緒。ただメトロが両腕が動くタイプだったのに対してノリック、イルイニは右腕のみギアギミックで動きます。

銀のアーマーということでメトロ版トーア・ヌーバ的雰囲気も感じます。

全身赤のように見えますが、胴体のギアボックスが黒色です。この赤黒が混じった感じもデュームのキリルを意識した物なのかもしれません。

胴体のアーマーもデュームの胴の物になっていたりと知ってから見るとやはり元はデュームとして開発されたんだなという事がわかってきます。

カノイはキリル…ではなくキリルの形状をした「ペークイー」

ここら辺の設定については後に書くとして、暗い色合いだったデュームのキリルに対して明るい銀色なので同形状なのに結構違う印象になっていますね。

トーアハガーと言えば目玉はこのロウツカ発射機能付きのシールド

発射するロウツカの他、下部にもう一つストックしておくことが出来ます。

イカしたデザインのこのシールドですがノリックの方は初期不良でエラー品が流通してしまっており、ロウツカ射出用のペグを回すための溝が成形されていないためペグが勢いよく回転せずロウツカが発射できないという問題があります。

飾る分には無問題ラ!

メトロ構成なので可動は優秀、またスピアとシールドというザ・戦士というツールなのでポーズもちょっといじるだけで様に成る物が取れます。

 

以下キャラ解説

テリダックスに仕えていたチームのリーダー。マトランユニバースのもっとも偉大な戦士に数えられるほどの大英雄。あるトーアチームのメンバーとして時に苦い経験をしながらも様々な功績を挙げたことでブラザーフッドに召集されテリダックスのチームのリーダーとなる。銀のペークイーはその時に元チームメイト達に贈られた。

ハガーとしてテリダックスの護衛という重大な任務をこなす日々を送っていたが、マクータ・コジョルによるアボーキー強奪事件を知り、アボーキーを取り返すべくチームと共にデストラルを襲撃する。

しかしアボーキーとマコキストーンの奪取までは上手く行ったが、ブラザーフッドを甘く見ていた面もあり攻撃によりチームは離散し、ノリックとイルイニ以外の4人はルーダカに捕まりラクシとツラガを合わせたような姿のラハガに変異させられてしまう。更にテリダックスとも対峙することになるが2人はこれを打倒し、4人の救出に成功するが彼らもまた変異のスピナーでラハガに変えられてしまうが、アボーキーとマコキストーンは守り抜いた。

以降ラハガとしてヴィソラックの脅威からラヒを保護する中でメトロ・ヌイにたどり着きホーディカ化したワカマ達を導く

時は流れイグニカ争奪戦の折、紆余曲折合って自分たちを変異させた張本人のルーダカの手によってラハガ化を解除され元の姿に戻り、再び戦士として戦いに参戦した。

嘘を嫌い、言葉よりも行動によって人を導き、鼓舞する大英雄と呼称されるに恥じない高潔な精神性の持ち主

装着しているカノイは、過去の英雄に倣ってキリルの形状をした縮小のマスク「ペークイー」

使用者の精神を反映するロウツカの効果は「鈍化」

 

 

つづいてイルイニ

基本構造はノリック同様ですが足の長さ等細かい所で差別化されています。ギミックはノリックと全く同じですがイルイニでは上記のエラーパーツは発生していないみたいです。

このイルイニについてはリカーンと並べるとノリック以上に元はニディーキとして作られたという事がよくわかります。

例えば肩アーマーが同じ形状だったりカラーリング自体がメトロカラー+ダークゴールドとリカーンと同じものになっています。

ニディーキと並べると更にわかりやすく、胸のアーマーが共通していたり何よりカノイ・クアルシーは明らかにニディーキの頭部の形状を意識したものになっているのが分かりますね。

なんでこの2人だけなんだろと思っていたものですが経緯を知るとなるほどとなりますわよ。

ちなみに他4名のトーアの姿も公式コンテストにて決定しているのでいつか作りたい願望はありやす。

 

 

以下キャラ解説

ノリックのチームの大気のトーア。ハガーに召集される以前からかなり長い間トーアとして活躍していたようである。

ハガーとして輝かしい活躍を打ち立てていくがイルイニはチームとの意見の相違でハガーを脱退することにする。が、丁度その時にノリック達はアボーキー強奪事件を知り行動を起こしておりノリックを除くメンバーは捕まってしまう。

イルイニはチームを辞めた身でありながら4人を助けるためにノリックと合流し、ブラザーフッドの攻撃やテリダックスとの激突も掻い潜りアボーキーの奪還とチームの救出に成功するが、彼もまたラハガに変えられてしまった。

ラハガとして活動していた際、ホーディカヴェノムの治療としてキートングの存在を他メンバーは信じていたがイルイニは唯一懐疑的であった。

トーアに戻れた時には大喜びし、迷わず再び戦いに身を投じた。

映画等でわかるように明るく若干軽率な性格をしているように見えるがチームを助けるため迷わず行動したことからわかるように本質はハガーという選ばれし戦士にふさわしい精神性を持っている。

装着しているカノイはテレポートのマスクの「クアルシー」

使用者の精神を反映するロウツカの効果は「回復」

 

 

 

 

 

はぁぁぁぁぁぁぁぁぁいということでイルイニとノリックの紹介でした。イルイニの方は結構前から持っていてなんなら何故かジャンク封入率が高く3人くらいいるのですがノリックが中々手に入らない状態だったのですが今回入手できました。

上記の通り基本メトロのリデコながら色合いや細かいパーツの変更で印象を大きく変えている点はすばらです。また、開発経緯を知ったうえでよく見てみるとなるほどこれはデュームとニディーキだとなるのも楽しいです。仮にそのままデューム、ニディーキとして出していたらどうなっていたのかなと思ったり。

 

それではまた次回のアギキンTVでお会いしましょう!See You Next Time!!