アギキンTV

思いつきで色々書くかもしれない

昔持っていた人にオススメしたいワカマをレビュー

はい、みなさんこんにちは!アギキンTVのぉ~アギキンです!

 

 改めましてこちらの方でもあけましておめでとうございます。去年の最後の記事でも書いたように、今年も気力が続く限り記事を書けたらと思っておりますのでどうかよろしくお願いします。

というわけで新年最初のレビューなんですが、アギキンTVではこれまで幾つかセットを紹介してきましたが、ほとんどがシリーズ後半のセットだったり大箱ばかりと中々にカロリーが高い物をやってきました。そこで今回は最初の頃は買ってたけど後半は買ってなかったという人が買っていたであろう可能性が高い製品たちを紹介したいと、思いマース!!

それがこちら

 

 

 

ブルルルルルシュカー 「8540 Vakama + 8601 Toa Vakama + 8736 Toa Hordika Vakamaー!(イェー

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はいというわけで新年初レビューはワカマさんに担当してもらう事になりました。

ツラガがバイオニクルが初登場した2001年の製品、トーアが2004年、ホーディカが2005年の製品となっております。トーア・メトロは20代の方が最も触れていた時期の製品なんじゃないかと思うので持っていたという方は結構いるのではないでしょうか。

まずはツラガ・ワカマから見ていきましょう。

 

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※頭部パーツが見当たらあかったので本来と異なるパーツで代用してます。ご容赦ください

後まで続く小箱セットの第一弾です。日本ではカバヤ食玩として発売されましたが何故かオネワとウェヌアは省かれていました(クリブリで販売されていたという情報アリ)。

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最初期製品ということもあって可動は腕と足が上下に動くのみで頭部も固定。

 

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 背中のレバーを倒すことで右腕が持ち上がり、離すとゴムの力で元に戻ります。小箱ながらギミックがしっかりと搭載されていてグー

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食玩という販売形態だけに当時はスーパーで買えたので昔親にねだって買ってもらった人もいるんじゃないでしょうか(僕は無理でした)。

サイズも小さく場所を取らないので机なんかに飾りたい。

 

 

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続いてそんなツラガの在りし日の姿、トーア・ワカマ

ボトル製品最高傑作とも呼ばれるトーア・メトロシリーズの1体です。

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タフー達がレゴらしい明るい色合いだったのに対し、メトロカラーとも呼ばれる暗い色合いとなっています。そしてストーリーも暗くなります。

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特徴は何といっても可動範囲。ラクシで追加された膝関節に加え念願のひじ関節が付かされたことで遊びの幅を大きく広げました、それでいてギアギミックもしっかりと搭載されているのが傑作と呼ばれる所以か。しかしそのギミックの影響で腕がプラプラしてしまってあげた状態で固定出来ないのが残念。

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ツールはディスクランチャー。他の炎のトーアが近接系の中で中々渋い選択です。

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ワカマのカノイ・フナが印刷されたトーアディスクが1枚付属。勿論これ以外のディスクも発射できます。

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ワカマに限らず、トーア・メトロは背中にツールをしまうことができるのですが、ワカマの場合背中に装着することでランチャーがジェットパックとして機能して飛行することが可能という設定です。銀色なので一見ランチャーの装飾に見えますが、ジェット噴射のモールドがあったりします。

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並べてみる。徐々に巨大になっていますが設定上身長にそんなに大差はありません

ジャラーも遠距離装備を持っていますがあくまでサブなのでメインが遠距離のワカマはやはり中々特殊ですね。

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あのシーン

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よく生きて帰ってこれたなというシーン(これにヴォーポラックも入る)

 

初期の製品ながら可動とギミック両方を兼ね備えた非常に完成度の高い一品。当時買ってもらえた子は遊びの幅がそれは広がった事でしょう(僕は買ってもらえませんでした)。カノイのデザインもよりヒロイックな物になり、ストーリー面ではバイオニクルの世界が大きく広がりを見せた年でもありました。大箱とはいえマクータ以外で明確に悪意を持った人物が販売されたのもこの年が初かも。

 

 

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最後はトーア・ワカマがヴィソラックの毒でホーディカ(獣)化してしまった姿、ワカマ・ホーディカです。この年は敵味方ともにカノイを装着した人物がいないという異色の年ですね(特別セットのノリック、イルイニを除く)。

トーア・ヌーバを習ってか、銀色のアーマーパーツが各部に使われています。

ビルド面で言えばホーディカヘッドは公式でもカルザーニの膝に使われたりと、いろんな場所に応用がきいて便利だったりしやす。

日本のCMでは「最新型ミュータント」という紹介をされていたが最新型はいらないのではないだろうか。

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可動範囲は更に広がっており、獣らしい姿勢も難なくこなせます。

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右腕がギアギミックで稼働しますが、接続に青ペグを使う事でプラプラ問題が解決しており、ギミックを持ちながらポーズも保つことが可能となっています。

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両腕のブレイザーブレードは炎部分が軟質素材。トーア・ホーディカは全員両腕のツールの先端部がこのように軟質素材になっています。ウェヌアのみちょっとしたギミックが入っていてお得感が有ったり。

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背中からこのシリーズの共通ギミック「ロウツカスピナー」を発射できます。

このホーディカからトーア側も共通遠距離ツールを装備するようになり、以降慣例化していきます。

ちなみにこのスピナーはかつてのマスクセットのようにコレクションアイテムとして販売されましたがディスク以上に評判はよろしくなかったみたいです。色しか違いないからね。

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広い可動範囲に加えて、ギアギミックを右腕のみにしたことでポーズも決めやすく、ごっこ遊びもやりやすい。ストレートにカッコイイメトロから一転して異形なデザインだったこともあって当時は(買ってもらえなかったけど)そこまで好きじゃなかったのですが、実物を触って好きになったセットの一つです。

ここからレゴジャパンバイオニクルの扱いに陰りが見え始め、翻訳小説は打ち切られるし映画は販売されないなどと日本のバイオニクルファンの苦難の始まりの年でもあります。

ストーリーは長いバイオニクルのストーリーの中で間違いなく一番陰鬱な空気に満ちた話で、上に書いた通りカノイを装着した人物が登場しないという事も有って僕的には一番異色な年なんじゃないかと思います。


 

 

以下キャラ解説

「俺が望むものは唯一つ、気高い宿命だけだ。」

タ・コロのツラガで6人のツラガのリーダー的存在

タフー達トーアについてなにかと訳知りで彼らを導く。

タカヌーバがテリダックスを撃破しメトロ・ヌイがマトラン達に発見された事で、永らく秘密としてきた事を明かす。

元々はメトロ・ヌイ”ター・メトロ”の優れたマスク職人であり、デュームから「時のマスク」の製作を依頼されるほどの腕前の持ち主だった。慢性的な未来視に悩まされており、他人には秘密としている。

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ある日メトロ・ヌイ唯一のトーア、リカーンからある場所を示した地図とトーア・ストーンを託されるが、直後にクレッカとニディーキに襲われる。しかしリカーンの犠牲によってなんとか逃れ、地図に示された大寺院で同じくリカーンから石を渡されたノカマらと共にトーアへと変身する。そこでも再び未来視を視て…

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マクータ(テリダックス)との戦いの後、マトラン達の新たな住居となる場所を求めて旅に出航し、遂に後の"マタ・ヌイ島"となる島を発見しメトロ・ヌイにマトランを迎えに戻ろうとするが、その過程で強力なラヒ、ラヒ・ヌイやテリダックスが放棄した植物兵器"カルザーニ"と戦う事になる。

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漸くメトロ・ヌイにたどり着くが、グレート・カタクリズムの影響で街は破壊されていただけでなく、奇妙な蜘蛛の巣が張り巡らされ、更には変異したラヒも闊歩していた。ノカマ達が警戒する中、マトランを早く助けなければという焦りと旅を乗り越えたこと、マクータを倒したことで自信過剰になっていたワカマは判断を誤ってしまい、結果全員がヴィソラックに捕らえられ、その毒でホーディカ化してしまう。更に処刑されそうになるが危うい所をラハガ達に助けられた。

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チーム内の不和、そしてこの事態を引き起こしてしまった罪悪感に耐え切れなくなったワカマにルーダカが接触しヴィソラック軍に勧誘する。マトランを救うチャンスと考えたワカマはこれを承諾し、ラハガを捕らえてシドラックに差し出してしまう。

 ヴィソラック軍とトーアの決戦の折、マタウとの決闘と説得を経ることで自身を取り戻しトーア側に復帰。ルーダカを追い詰めるが、彼女の策略でテリダックスの復活を許してしまった。

戦いの後キートングによって元の姿に戻り、ラハガとキートングに別れを告げてマトランの入ったポッドと共に新天地へと出発した。

 

島への移動中に時のマスクの危険性を考え、回収に一人メトロ・ヌイに戻り、何とかヴァヒを発見するがそこでヴァヒの回収に現れたヴォーポラックに襲われる。そこでルーダカの手で封印から解放されたテリダックスと再会し、ヴァヒを手に入れるまでの間、異例の共同戦線を張ることになる。しかしクレッカとニディーキの敵討ちのためにダークハンター首領"シャドウド・ワン"とその側近セントラックまで到着し、メトロ・ヌイは壮絶な戦場と化す。

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シャドウドワンに2人を殺したのはテリダックスであることを明かし、激怒したシャドウドワンがテリダックスに攻撃している最中にヴァヒを奪取することに成功する。

脱出しようとするワカマの前に再びテリダックスが現れ、ヴァヒを渡すように要求するが、逆にワカマはヴァヒを破壊するとテリダックスを脅す。破壊で引き起こされる事態を知っていたテリダックスはワカマの「1年間マタ・ヌイ島に手出ししない」という要求飲まざるを得ず、渋々ワカマをマタ・ヌイ島にテレポートさせる。

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全てが終わった後、漸くたどり着いた島で6人のトーアは己の力のすべてを使ってマトランを目覚めさせツラガとなる、そして島をマタ・ヌイ島と命名して、マトラン達を導きながら予言に記されたトーアの到着とマクータとの戦いに備えるのだった。

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熱く、戦士としての自覚が強い性格のタフーに対してマトラン時代から落ち着いた性格。トーアになった当初も自分がトーアに相応しいのか悩んでいた。しかしテリダックスを絡め手で行動不能まで追い込んだ(テリダックスが不調だったのもあるが)り、強者ひしめく中でヴァヒを奪還したり、テリダックスを脅して交渉を成立させるなど色々と凄い事をやっている。

ツラガになった後は自分のかつての経験や過ちからマトラン達に教えを説いていた。素行不良が目立つタクアにはキレて一度村を追いだしたりしている。

カノイ・フナは自身の姿を透明にする。

CV成田剣

 

 

 

はぁぁぁぁぁぁいというわけでツラガ・ワカマ、トーア・ワカマ、ワカマ・ホーディカの紹介でした。

評価の高いトーア・メトロは勿論、上で書いた通りホーディカもかなり良いセットだと僕は感じました。最初に申し上げた通りこの頃のセットとなると昔持っていたという人は結構いそうです。3セット全てジャンクでの封入率はかなり高い方なのでオークションやフリマアプリを眺めてみてはいかがでしょうか。

 

それではまた次回のアギキンTVでお会いしましょう!See You Next Time!!