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バイオニクル最大の悪・マクータをレビュー

はい、みなさんこんにちは!

アギキンTVのぉ~~~アギキンです!

 

90周年投票も今月はじめに終わりまして我々の戦いも落ち着いたという所ですが、今世間では某フリマアプリにて時のマスク"ヴァヒ"の大量出品をはじめ、今年に入って2体目のカルザーニ出品という中々にレアな出来事が起こっております。

 

そんな中ですが今回は普通に日本でも流通して今でもオークションサイトで見かけることが多いので、是非とも1体は持っていてほしい一品を紹介したいと思います。

あそれがこちら

 

 ブルルルルルシュカー 「8593 Makutaー!(イェー

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はいということでこちら2003年に発売されたバイオニクルシリーズ最大の敵マクータ(テリダックス)のセットですね。これ以前にも別の形態でストーリーには登場していますが、正式な単一セットで販売されたのはこれが初。当時は遂にマクータがセット化ということで盛り上がったりしたのでしょうか。

わたくしアギキン当時クリスマスに某所のトイザらスにてタカヌーバと迷った末にこちらを手に入れた覚えがあります。この時から悪役好きは始まっていたのかもしれません。

 

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同年発売のトーア・ヌーバ及びラクシのパーツが結構使われています。

ヌーバのアーマーによるマッシブな上半身がいいね、グー

テクニックパーツを使った上半身の構造は以降のボヤ・ヌイ島編までの大箱製品の(多少の差異はあれど)基本構造となっていますね。

黒のイメージがありますが実はクラーカン以外は黒の割合は少なかったりする。

 

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ギアギミックも勿論搭載

腰のつまみを回すことで上半身全体をスイングします。

 

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脚部は重い上半身を支えるためかボールジョイントではなくクリック関節が付け根にあるだけなのであんまり可動しません。

踵が可動しますが説明書や箱に書く必要性はあるのかとちょっと思う。

 

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シルバーのアボーキーを使う事で大胆に両手を表現

子どもながらに衝撃を受けたカノイの使い方でした。

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頭部は回転させることでクラーカンのアナザーフェイスとなります。

この面は単にクラーカンのデザインと思われますが、タクタヌーバの”光と影のマスク”であるとか、テリダックスがまだユニバースの為に働いていた時の状態とか妄想しても楽しいかもしれない。

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お気付きかもしれませんが実はクラーカン(通常版)は2種類のパターンが存在し写真左が初期バージョンで写真右の穴が2つ埋まっているのが後期バージョンです。

あまり詳しくありませんが2003年に流通したセットの後期生産分から右のバージョンになったみたいでイカラックスもこのバージョンになっています。

左は僕が当時買ってもらった物なので僕は初期生産版を買ってもらえたようです。

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この形態は"シャドウ・タイタンフォーム"と呼称されています。これがテリダックスの基本形態であるのかどうかは不明

 

上述の通り足があまり可動しませんが腕はかなり自由に動きます。

どっしりと構えているポーズが似合うので足が動かなくても平気とも思えますが劇中かなりアグレッシブにスポーツに興じているのでアクションポーズもやはり取らせたくなります

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ラクシやクラータと並べるといい感じになったり

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色んな姿

ツラガ・デュームだったりアルティメットデュームだったりマキシロスだったり実は販売された事が多いキャラクターの一人

こう並べるとマキシロスのレビューでも触れましたがやはりカラーリングに共通点が多いですね。マクータが憑依するということでデザイン段階で意識したりしたのかもしれない(あ、私の妄想の話ね)

 

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金イグニカ。なんとか欲しいですよね(BNDLD)

 

以下キャラ解説

兄であるマタ・ヌイを眠らせマタ・ヌイ島を恐怖で支配していた邪神

ラヒによる攻撃、ボロックによる攻撃をタフー達に阻止されしばし身を潜めていたが、光のマスク"アボーキー"が発見されたことで光のトーアの誕生を阻止すべく再び行動を開始し、ラクシを島に解き放つ。

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島は壊滅的な被害を受け、ジャラーも命を落としてしまうが、彼の言葉を受けたタクアがアボーキーを被り、マクータが恐れていた光のトーア・タカヌーバへと変身する。

隠れ家"マンガイア"に乗り込んできたタカヌーバとコリボールを模した決闘を行い追い詰めるも、タカヌーバの渾身の一撃がクリーンヒットする。それでもなお立ち上がり「眠りは痛みを抑える。私は兄弟を眠りによってお前たちから守る。」と自らの行いを大儀であるかのごとく嘯く。

しかしタカヌーバに飛びつかれマスクを引きはがされそうになると一転、「やめろ!」と驚愕した様子を見せタカヌーバを引きはがそうとするが、もつれ合った末にエネルギープロトデルミスのプールに共に落下。結果両者融合した存在"タクタヌーバ"と化すが意識はタカヌーバの物だった。タクタヌーバはメトロ・ヌイへとつながる巨大なゲートを持ち上げ、更に残るパワーでジャラーを蘇らせるが自身はゲートに潰されて圧死する。

その後タカヌーバはアボーキーから蘇生し、マクータは死亡したかに思えたが…

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はぁぁぁぁぁいということでマクータの紹介でした。

同年発売の派手なギミックが付いたタクア&プーク、ジャラー&グッコ、タカヌーバ&ウッサヌイと比べるとギミック面では少々見劣りしてしまいますが、その分キャラ単体に力を入れられています(タクア、ジャラー、タカヌーバは同年発売のマトラン、トーアと同様の構造)。またこれまでの大箱製品はラヒだったりボクサーやエグゾトーアなどといったビークル系が主だったのですが、このマクータはキャラ単体での初の大箱製品だったりします。

バイオニクルのストーリーにおける最大の敵であるこのマクータ・テリダックスは是非とも押さえておいて欲しい一品です。

 

それではまた次回のアギキンTVでお会いしましょう!See You Next Time!!