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思いつきで色々書くかもしれない

HF2章を見てきた

はい、みなさんこんにちは!アギキンTVのΑGITΩです。

タイトルにあるように本日公開された映画Fate/stay night[Heaven's Feel] Ⅱ.lost butterflyを鑑賞してきました。

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何度見てもこのキービジュの黒セイバーさんは素晴らしいですよね。

 

ちょっと予想以上だったというかまだ興奮が収まっておりませんが、早速感想を書いて行こうと、思いマース!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず第一に言えることが戦闘シーンがすごい。

序盤からライダーvsアーチャーの戦闘はあったのですが今回の戦闘での見どころは間違いなく黒セイバーさんvsバーサーカー

パンフレットのインタビューで絵コンテを担当した三浦さんが「オルタとバーサーカーの圧倒的な実力を見せたかった。」と答えており、須藤監督も絵コンテを見て「どうやって勝つんだ…」と思ったと答えていましたが。その意図がしっかりと感じ取れるくらい黒セイバーさんの圧倒的な強さが伝わって来て、どうやって勝つという気にもなりました。1章のランサーvs真アサシンの戦闘の時点で次回から凄そうだと思っていましたがこれは期待以上。

ただ剣を振り回すのではなく冷静に冷徹にバーサーカーを追い詰めていく黒セイバーさんは士郎役の杉山さんも舞台挨拶で仰っていましたがクールで、カッコよくて、恐ろしかったですね。f:id:agito850:20190112143120p:plain

 僕が好きな所はエクスカリバーを放つ所とバーサーカーの一撃を受け止めアッパーで吹き飛ばす所です。

台詞も1つだけで出番も戦闘シーンのみですが最終章では士郎とのケッチャコの最終決戦がありますので今回の戦闘シーンを見ると期待値が上昇しますね。僕としてはやはりスパークスライナーハイに映像化して欲しいのでBD特典ででも映像化してくれたら嬉しい。

僕は面倒なこだわりがあるので表記はセイバーオルタより黒セイバーとかが良かったけど公式的にセイバーオルタだからしょうがないですよね。僕がセイバーさんと黒セイバーさんとオルタさんについての違いとそれぞれの素晴らしさを書くと1万字軽く超えそうなので今回は省きます。

 

そして作画の面でもう一つ言えるのがこちらも杉山さんが仰っていたのですが冬木の町が非常に細かく、綺麗にそこの住民も含めて描かれていました。だからこそ桜が犯してしまった罪の大きさがより伝わってきてしまうのですが。

あと桜の口の作画がやたらエロティックでメッサムラムラァ?しました。

 

エロと言えば今回なんと桜と士郎のセックスシーンが描写されました。グロ度で言えば前回とそこまで変わらなかったのでPG指定はこの一連のシーンによるものだと思われますね。

「私、処女じゃないんですよ。」というリメイク版ではカットされている中々衝撃的な台詞も飛び出しましたが、この台詞を桜役の下屋さんは非常にこだわりをもって演じたようで須藤さんと奈須さんにも相談したくらいなようです。この台詞に限らず雨の中士郎に桜が自身の感情をぶつけるシーンは、演出と下屋さんの演技がベストマッチして桜の精神状態が普通ではないことが伝わってきました。

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よく見たら予告の時点で事後シーンは映ってた

 

桜の感情がわかりやすかったのは勿論ですが、やはり1章同様慎二の感情わかりやすくなっているというか慎二がどういう人物なのかがわかりやすくなっていましたね。慎二評については舞台挨拶とパンフレットでの神谷さんの慎二評がかなり共感できるものだったので是非パンフレットの方を読んでみてください。個人的には桜ともっとふつうの兄妹のようなやり取りができていたらこんな結末にはならなかったという神谷さんの見方にすごく納得がいきました。

また豪華版についてくるドラマCDは慎二が主役ということで早速聴いてみたのですが、これまた慎二への理解が深まる内容でしたのでパンフレットを買うときは是非通常版ではなく豪華版を買ってドラマCDを聴いてみてください。

 

 

そして良いと思ったのは追加のオリジナルシーン。

特に印象深い二つの内の一つ目は深夜街を徘徊する桜をメルヘンな世界を歩くお姫様で描写したシーン。いきなりメルヘンな桜が出てきた時は困惑しましたが台詞(クスクスと笑ってゴーゴー)を聴いた瞬間どのシーンかを察して戦慄しましたね。ギルの言葉で現実に戻るシーンで人の肉片を食っている所は初見の人には衝撃的だったのではないでしょうか。というか知ってても映像化されると怖い。

下屋さんもここは地の文だからこそできたシーンだけど映像化するとどうするんだろうと思っていたみたいですが、恐ろしい表現方法で映像化しましたね。

やはりギルはあっけなく桜に捕食されてしまいますが、ゲームでは「よもやそこまーーーガッ」というなんとも言えない台詞で退場でしたが、この映画では「よもやそこまで…」と呆れたような驚嘆したような感情が混じった声で言い切り捕食されていました。ギルの死をかっこよくしてくれたのは嬉しいのですがそれだけに1章の小次郎の台詞カットは残念。

 

二つ目は藤ねえが桜と会話するシーンですね。ゲームではUBW以外中盤から全く登場しなくなってしまう藤ねえですが今作では非常に重要な役割で登場してくれました。藤ねえの言葉は悩む桜を救っただけでなく会話を盗み聴いていたイリヤの心も救ってくれたのがよう染みます。ギャグキャラとしての面が強い藤ねえですが、こうして子どもを見守る大人としての面を出してくれたのは良かったです。

そして1章の主題歌「花の唄」同様「I beg you」も非常に作品にベストマッチな歌となっていました。LVでAimerさんの生歌があったのですが、観終わった後だとよりくるものがある歌ですね。3章の主題歌にも期待が高まります。

 

1章のテーマが須藤さん曰く『日常の崩壊』で2章は『選択』とのことでした。そのテーマ通りの作品だったと感じられる作品となっていました。

 

 

はぁ~~~~~~~いということでHF2章の感想でした。まだ興奮が収まらず書きたいことももっとあるのですがとりあえず冷めないうちに今思っていることを書きだしました。

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再三言いますけどパンフレットは是非豪華版の方を

 

2章は慎二を殺害してしまい桜が黒桜と化してしまう所と先が気になるところで終了。次回予告によると最終章は2020年春公開予定須藤さんは「退路を断った」と言っていましたが、頑張ってほしいですね。

 最終章では前述したように士郎と黒セイバーさんの決着は勿論楽しみですが、士郎と綺礼の共闘、そして綺礼vs士郎の最終決戦など見所が沢山あるので今からワクワクがともりませんね。

 

それでは次回のアギキンTVでお会いしましょうSee You Next Time!