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思いつきで色々書くかもしれない

伝説が甦る 始まりの戦士達トーア・マタ

はい、みなさんこんにちは!アギキンTVのぉ~アギキンです!

 

 

先日記事の方でも取り上げたレゴ90周年記念投票ですが第1回戦は無事終了いたしました。途中経過を見ていたりするとどうもバイオニクルの2回戦進出は固いみたいですね。1回戦突破を祈りつつ2回戦への英気を養いましょう

 

というわけで今回はですね、皆さんの子どもの頃の記憶を刺激するあの方々を紹介したいと、思いマース!!

 

あそれがこちら

 

 

 

 

 

 

 

 ブルルルルルシュカー 「Toa Mataー!(イェー

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 はいということで数あるレゴ社のテーマの中でも10年と非常に長期間続くこととなるバイオニクルシリーズの始まりのセットです。

「トーア・マタ」というチーム名は後に付けられたもので、発売当初は「トーア」が複数存在するということも判明していなかったので単に「トーア」と呼ばれていました。

 

 

タフー Tahu

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というわけでまずはタフーから

レゴらしい原色の赤のボディがカッコイイ

可動増やしたくて左腕の接続をレーバと同じ取り付け方にしてあります

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トーア・マタと言えば何といってもこのギアギミック

背中のつまみを回すことでタフーの場合はファイアーソードを持った右手を振り回します。

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ハウのゴールデンカノイだけ持っていたりするので装着

バイオニクル初年度はこのようにカノイを着けかえたり、ギアギミックを使用して相手側のカノイをはたき落とすといった遊び方が主流でした(ラヒは特に)。

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首が固定かつ肘膝がないのでポーズに困りがちですが、T字バーを使うなどして首を左右に動かせるようにするだけで一気に表情を付けやすくなります(画像はT字バーでしてます)。正規パーツに拘らないならポリチューブなんかを使うとギミックそのままにボールジョイント並に動かすことが可能になるらしいので興味がある方は調べてみてください。

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実はキャニスターも持っていたりして。

当時はこれがトイザらスの棚に並んでいるのをキラキラした目で眺めていたものです(買ってもらえなかったけど)。

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ファイアーソードを外すことでキャニスター内にすっぽりと収納ができます。店頭ビデオなんかでみなさんご存知かと思いますがタフー達はこのキャニスターでマタ・ヌイ島に到来しました。

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蓋部分は単体だとトーアの祭壇的物「スーバ」として扱えます。

中央部と外周で計7つのカノイを飾ることができる。

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ラベル部分は2重構造になっており、外側を回すことで各トーアの情報を垣間見ることができます。レゴ社の力の入れ具合が伺える。

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到着

 

以下キャラ解説ですが

一度ファントカ・ミスティカの方で紹介している事も有るので今回はトーア達がマトランを恐怖で支配しているある並行世界の話「ダークミラー」でのタフー達の姿も話していこうと思います

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トーア・マタのリーダーの炎のトーア。彼を含めたチームメイト全員はマタ・ヌイ島到着以前の記憶を失っており、自分が何者であるかすらも分からなかった。

島を彷徨っている所をジャラー達にラヒと勘違いされ、危うく一触即発の所を寸前で到着したワカマに自分が予言に記された英雄「トーア」であること、マタ・ヌイ島が邪悪なる神マクータによって苦しめられていることを知らされる。

ワカマの導きでマタ・ヌイ島に隠された5つのカノイを探すことになり、マクータによって操られるラヒと戦いながらもカノイをすべて集め、仲間と共に島の地下「マンガイア」にてマクータと対決する。

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「ダークミラー」の世界ではトーア・マタの熱きリーダー…ではなくトーア帝国の冷酷なるトーアの一人。この世界ではマタ・ヌイが眠らされていないので兄弟達と共にキャニスター内で眠っていたが、帝国の支配者トーア・トゥイエットの手でキャニスターから目覚め、トーア帝国側に付く。この世界に迷い込んだタカヌーバをコパカと共に話を一切聞かずに独房に放り込んだ。

レジスタンスとトーア帝国の決戦でダークハンター"プライマル"に殺害された。

 

 

ガーリ Gali

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チームの紅一点で水のトーア、ガーリさん

コチラは背中のつまみを回すと両腕を振り回します。

基本構造はタフーと同じですが、足の向きが反対だったり、胸部のパーツがタフーがボールジョイントなのに対してボール受けになっていたりと細かい部分が差別化されています。

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単に色違いだったりツール、カノイが違うだけで終わらせず、細かい工夫で個々に個性を持たせているのが素晴らしい。胸部は女性らしい胸のふくらみを表現したかったのでしょうか。

 

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 何かあった未来

 

以下キャラ解説

心優しき水のトーア。争いを好まない性格ではあるが戦いとなれば勇敢に敵に立ち向かう。

島を彷徨っている所を他の5人と出会い、カノイの探索を行う事になる。そんな中カノイの入手を焦ったタフーが森を焼き払った時は激怒して彼を叱りつけた。

平時はガ・コロのマトラン達と積極的に交流しており、マトラン達に教えを説いたり逆にマトランから学ぶこともあるようだ。守護者というより頼れるお姉さん的アレかもしれない。

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「ダークミラー」の世界ではガーメトロでカルザーニと共に"再教育センター"なる施設を運営するトーア。

タフーを殺害したプライマルを頭部に水球を発生させ溺死させるという非常にえげつない方法で殺害したが、その後音のトーア・クラクアのソニックウェーブでカノイと鎧を破壊されたところをアークモウの落石に押しつぶされて死亡した。彼女の死にオワツはただ叫ぶしかなかった。

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コパカ Kopaka

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一匹狼なトーア、コパカ

こちらもタフー同様左腕の接続を少し変更してあります。

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ギアギミックによる可動はタフー同様右腕

剣に盾という直球に子供心をくすぐるツールからなのか当時子供からの人気は特に高かったみたいです。

基本構造はタフーと同じですが腕の取り付け方がちょっと違う。

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何かあった未来

 

以下キャラ解説

一匹狼の氷のトーア。名前以外の記憶を失って彷徨っていたところをマトロ、ツラガ・ヌジュと出会い自らの使命を知らされる。

1人でカノイの捜索をしていたところをオワツと出会い、しばらく2人で行動していたところで他の4人と合流する。他4人がチームで探すべきと主張する中でレーバと共に単独行動を望み、途中でマクータの妨害も入ったことで一時チームはバラバラにカノイの捜索を行う事になる。

非社交的で冷たい印象を受ける性格。熱血なタフーとは馬が合わず良く意見を対立させてはガーリが仲裁に入っている。

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最初に出会ったオワツとは性格が真逆ながらコパカが親友と思うくらいに仲が良い

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「ダークミラー」ではこの世界に到着したばかりで更にカプラというマトランの不可解な言動を前に困惑しているタカヌーバの前に現れ、カプラの首から下を凍りつかせたうえで、タカヌーバを帝国への反逆者としてタフーと共に連行する。

レジスタンスと帝国の決戦にも参加し、トーア・レソヴィックを負傷させるが彼の反撃でコロシアムの高所から吹き飛ばされ、地面に激突して死亡した。

 

レーバ Lewa

f:id:agito850:20210130182926j:plain冒険好きのトーア、レーバ

構造はコパカとほぼ一緒ですが、レーバは左腕を黒ペグで接続してあるのでコパカよりも可動範囲が広い。ですが先述の通り今回はタフーもコパカもこのレーバと同様の接続をしてあります。

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ギアギミックによる可動はタフー、コパカ同様右腕

明るい緑色のカラーに、笑っているようなミルのデザインから他のトーアよりも若々しい印象を個人的に受ける。

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何かあった未来

 

以下キャラ解説

冒険好きな大気のトーア。記憶を失くしていたところをル・コロにたどり着き、自らの使命を知らされる。チームメイトと合流するもコパカと共に単独行動をしたがり、結局チームはバラバラに行動することになる。

探索の最中、マクータが操るラヒに捕まり、感染したカノイを着けられて昆虫の様なラヒ、ヌイ・ラマの巣の尖兵と化してしまう。しかしオヌーの手で感染カノイを外されたことで正気に戻り、2人で巣に捕まっていたマトランを救出した。

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「ダークミラー」ではレジスタンスに立ちふさがるトーアの一人として現れるが、エレメンタルパワーによる攻撃をクリカに全て無効化された所をテリダックスの雷撃によって灰塵と化した。

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オヌー Onua

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猫背の大地のトーア、オヌー

基本構造はガーリと一緒でギアギミックによる可動は両腕

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このように頭部の接続が他と全く異なっており、それが独特な体形を生み出しています

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こんな感じにパワフルなポーズを取らせるのが楽しい

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何かあった未来

 

以下キャラ解説

クレバーな大地のトーア。島を彷徨っていたところをツラガ・ウェヌアから自分の使命を知らされる。チームがバラバラに行動することをオヌーは良しと考えず、再びチーム全員を集めて団結しマクータを倒すことを誓う。

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感覚が鋭くごくわずかな振動すらも探知可能。暗視能力を持つが日光下では視力が落ちてします。凄まじいパワーを誇り、更にカノイ・パカリによってただでさえ強力なパワーにブーストを掛けたりしている。

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前述の感染カノイの件しかり、その後もクラナに取りつかれたレーバを説得したりと何かとチームメイトを助けることが多い。

『マスク・オブ・ライト』からもわかる通りオワツとは仲が良い。

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「ダークミラー」ではレジスタンスに立ちはだかるトーアとして決戦に参加。

兄弟であるオワツと互角の戦いを繰り広げ均衡が崩れることは無かった。生死不明。

 

 

 

オワツ Pohatu

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イケてる逆三角形の岩石のトーア、オワツです

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見てわかるようにオワツのみボディが逆さまになっており、足をけり上げるというギミックになっています。付属するコリボールを蹴り飛ばすという遊びが可能です。

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特徴的な体形故他に比べて更にポーズ付け辛いと思ってしまうかもしれませんが「腕の稼働が他に比べて大きい」「ギミックの関係で右足が上がる」という2点の影響で実は一番躍動感があるポーズを決められたりする。

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何かあった未来

 

以下キャラ解説

明るくフレンドリーな岩石のトーア。記憶を失くして彷徨っている所をツラガ・オネワから自らの使命を伝えられる。チーム全員が合流する前に一足早くコパカと合流し、嫌がる彼を説得してしばし二人での旅を行っていた。

疫病で壊滅状態のポ・コロにおいて、タクアの協力も有って病原体の発生源を突き止め、タクアと共に病巣とそこを守るヌイ・ジャガを撃破して村の危機を救った。

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いつだって明るさを忘れない性格からチームメイト全員から好かれている。またマトランの事も守るべき者であると同時に良き親友だと考えており交流も多い。

マタ・ヌイ島の人気スポーツ「コリボール」が好きで、オワツ自身コリボールの象徴のトーアとされている。

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「ダークミラー」ではトーア・マタで唯一トーアの体制に疑問を持ち、レジスタンスを結成し同士を集めていた。

決戦では道を違えたとはいえ、兄弟の死に慟哭しながらも戦いに臨む。オヌーとは互角の戦いを繰り広げ、均衡が崩れることは無かった。生死不明。

 

 

 

 

トーア・カイタ

  Akamai

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タフー、オワツ、オヌーの合体モデル、トーア・カイタのアカマイです。

凄まじく独特な体形でインストのCGだと微妙に見えるかもしれませんがいざ組んで動かしてみると中々カッコよく見えてきたりする。

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ギアギミックによって両腕が別個で動かせるほか、両足は連動して動くので蹴りだった走っている感じに動かすことができます。

独特な体形ながら首はボールジョイントが使われているのでグリグリ動くし、両腕も方がボールジョイントなのでポーズは意外なことに結構幅が広い。

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サイズは約1イカラックス

 

 

 Wairuha

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レーバ、ガーリ、コパカの合体モデル。トーア・カイタのワイルワ

基本構造はアカマイと同じですがアカマイと異なり肩にボールジョイントが無いのでアカマイに比べてポーズの幅が狭いのが難点。

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日本では「ジャイアンバイオニクル」なる名称で構築セットが販売されていました。

 

以下キャラ解説

トーア・マタの3人が合体して誕生した2人の戦士。それぞれ合体元となったトーアのエレメンタルパワー3つをより強力に、更に組み合わせて使用することができる。

戦闘能力は高く、トーア一人では太刀打ちできないとされる強力なラヒ、マナスの大群を相手に引けを取らない程。

 

 

 

 

 

はぁぁぁぁぁぁぁぁいというわけでトーア・マタの紹介でした。

シンプルに完成されたデザイン、基本パーツ構成は同じながらも工夫でそれぞれに個性を出す、ギアギミックで玩具としての面白さとシリーズ初の製品とは思えない非常に完成度の高い製品です。

場所も取らないし、ヤフオクなんかでもかなり手軽に入手できる製品なので昔持っていた奴を再びその手にしてみてはいかがでしょうか、子どもの頃とはまた違った視点で見てみると面白いと思います。

 

それではまた次回のアギキンTVでお会いしましょう!See You Next Time!!!!