ｳｱｱ!!ビルド終わっﾁｬｯﾀｧｧｧ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
というわけで本日仮面ライダービルドが最終回を迎えてしまいました。
エボルトとの最終決戦は様々なフォームで戦いが見られましたし、何よりラビットドラゴンフォームでの止めが(CGが粗かったけど)痺れましたね。エボルトも数々の悪魔の如き所業に相応しい無様な最後で散ってくれました。エボルトは悲しい過去も何もないただただ邪悪な存在だったことも個人的好きポイントです。
全てが無かった事になった新世界に各登場人物が平穏に暮らしている世界は龍騎の最終回を思い出します。新世界の万丈が戦兎の事を全く覚えていなかった時は心が生き苦しくなりましたが、それがあったからラストの「戦兎！」で一気に靄が晴れました。
戦兎と万丈の事は誰の記憶にも残っていないというのは切なくなりますが、この二人なら全然大丈夫だろうという希望が満ち溢れています。美空が何かを感じたことやあらすじ紹介に登場人物が現れることから、他の新世界の皆も二人と再び出会うことで記憶がよみがえるのかもしれません(エボルトとかいるけど)。
僕としては久しぶりに全話リアルタイムで見れた作品でした。序盤からジェットコースターのように話が進み、30話くらいで一段落ついちゃわない？なんて思っていましたけどそんなことなく最終回を終えましたね。後半は各所で言われている通り唐突な展開や粗い面が見られましたが、それを覆すかのような熱く、カッコイイ展開が多かったです。
僕がビルドが好きなのはやはりエボルトの存在が大きいかもしれません。序盤から登場していた人物がラスボスということは他作品でも結構ありますが、序盤から登場し最後の最後まで主人公たちを掌の上で転がし、弄び、苦しめたというのは中々珍しいと思います。上述したように過去も特に明かされず(明かされたとしたら火星を始めとした惑星を滅ぼしてきた程度)ひたすらに邪悪で強大な敵であったことが本当にいいですね。劇場版の感想でも述べた通り、前川さんと金尾さんの両氏の演技がこのエボルトという存在をより邪悪にしたといっても過言ではないと思います。とにかく平成最後のラスボスに相応しい邪悪で強大な敵でした。
僕は普段テレビを全然見ないので前川さんの事を知らなかったのですが、今回前川泰之さんという俳優を知ることができて本当に良かったです。
すごくカッコいいけどこのポーズはエボルトっぽいと思う
残念だったのはこれは望んでいた人が多かったようですが石動惣一本人のブラッドスタークへの変身は見たかったですね。あとブラッド族の詳細やエボルトの科学嫌いの根底もわからなかった点も残念でしたが、ブラッド族についてはVシネマ『仮面ライダークローズ』か小説の方で語られることを期待しましょう。
ビルドは終わってしまいましたが来週から始まるジオウも今からとても楽しみです。
ではこれくらいで
